― HSC 支援編 ―

第2部では、
「HSC(ひといちばい敏感な子)のえがおのために知っておきたいこと ~支援編~」 をテーマに、
より具体的な関わり方について学びました。

印象に残ったのは、
「行動の前に、まず状態を見る」 という視点です。

かんしゃくやフリーズの背景には、
“安心・安全モード”ではなく、
“防衛モード”に入っている状態があること。

そのとき大切なのは、
正しさを伝えることよりも、
まず落ち着ける環境を整えることだというお話でした。

また、

・気持ちを受け止める「順番」
・言葉よりも、声のトーンや関わり方が伝わること
・「わかる」より「わかろうとする」姿勢
・葛藤している両方の気持ちに共感すること

など、日常の中で意識できるヒントがたくさんありました。

参加者の方からは、こんな声も寄せられています。

「“困った子”ではなく、“困っている子”という視点を持ちたいと思いました」
「安心は言葉よりも態度で伝わる、という言葉が心に残りました」
「言動の背景をさぐるようにし、不安な気持ちに寄り添っていきたいです」
「子どもに(親である自分の)常識を押し付けていたことに気づきました」
「共感的に関わること、言葉を反復することを実践してみたいです」

“困った子”ではなく、“困っている子”。
その視点に立ったとき、
関わり方は少しずつ変わっていくのだと感じました。

そして、子どもを支えるためには、
親や支援する大人自身がケアを受けることも大切
というメッセージも、あらためて心に残る時間となりました。

「状態が変われば、行動は変わる」

2回にわたる講演会を通して、
理解から、具体的な関わりへ。

子どもも、大人も、
安心できる関係の中で育っていけることを、
あらためて感じる時間となりました。

10月には、
HSC研究の第一人者であり、真生会富山病院 心療内科部長の
明橋大二 先生をお招きする予定です。

今回の2回の講演で生まれた気づきが、
さらに深まる時間になればと願っています。