オルタナティブスクールひとつは、コトつなぎさんと一緒に「DOMAからさんの暮らしとつながる時間を開催しました。

今回のテーマは、日頃からお世話になっている地域の皆さんへ「ありがとう」の気持ちを届けること。

子どもたちは、自分たちで心を込めて招待状を書き、根岸さん、Bed and Craftさん、保護者の皆さん、そしていつも温かく見守ってくださっている見守りスタッフの皆さんをご招待しました。

まずはみんなで買い出しへ。

「じゃがいもはこれでいいかな?」
「玉ねぎは何個いる?」

相談しながら食材を選び、その後、DOMAからさんのシェアキッチンへ向かいました。

DOMAからさんは、子どもたちにとって思い出の場所でもあります。

約1年半前、この建物のリフォームのお手伝いをさせていただき、子どもたちは2階の漆喰塗りを体験しました。

完成した建物を見るのは今回が初めて。

「あっ、ここ塗ったよね!」
「この壁、いい感じになってるね。」

自分たちが関わった場所を懐かしそうに眺めながら、その時の思い出を話していました。

シェアキッチンでは、みんなでカレーライスとフルーツポンチ作り。

野菜を切る子、お米を炊く子、フルーツを盛り付ける子。

一人ひとりが自分にできる役割を見つけ、協力しながら準備を進めました。

途中、少し疲れて気持ちがしんどくなった子は、DOMAからさんの赤ちゃんと畳でゆったり過ごす時間もありました。

赤ちゃんと目を合わせたり、優しく話しかけたり、ミルクを飲ませてもらったり…。

その穏やかな時間に、子どもたちの表情も自然と和らぎ、笑顔が戻っていきました。

料理が完成すると、いよいよおもてなしです。

少し緊張しながらも、自分たちでカレーやフルーツポンチを運び、

「どうぞ。」

とお客様へ。

みんなで「いただきます」をして、同じ食卓を囲みました。

「おいしいよ。」
「ありがとう。」

そんな言葉をいただくたびに、子どもたちの表情には嬉しそうな笑顔が広がります。

食後は食器を下げ、片付けまで自分たちで行いました。

最後まで責任をもってやり切る姿に、この一年半で積み重ねてきた成長を感じることができました。

DOMAからさんは、料理をする場所であるだけではなく、人と人が自然につながる場所。

赤ちゃんから大人まで、世代を超えて同じ食卓を囲み、笑い合う時間は、子どもたちにとっても温かな学びとなりました。

地域の皆さんに支えられていることへの感謝。

そして、自分たちも誰かを笑顔にできる喜び。

「ありがとう」は言葉だけではなく、相手を思い、一緒に時間を過ごすことでも伝えられる。

そんな大切なことを実感できた一日でした。

これからもスクールひとつは、地域とのつながりを大切にしながら、子どもたちが「自分も誰かの力になれる」と感じられる経験を積み重ねていきたいと思います。