子どもたちはクローバーファームさんで酪農体験をさせていただきました。

最初のお仕事は、牧草が入っていた大きな袋の回収。
みんなで声を掛け合いながら袋を集め、力を合わせて運びました。
任せてもらえたことがうれしく、表情にもやる気があふれていました。

次は草むしり。
一本ずつ丁寧に抜いた草は、そのままヤギさんのえさに。
「食べてくれるかな?」と話しながら渡す姿に、いのちとのつながりを感じました。

その後は子牛の牛舎へ。
前日に生まれたばかりの小さな命と出会い、子どもたちは名前をつけさせていただくという、特別な経験をさせてもらいました。
みんなで相談しながら考えた名前は 「ラウレア」。
ハワイ語で 「幸せ」「友情」 という意味をもつ、あたたかな名前です。

生まれたばかりの命に名前を贈る時間は、子どもたちにとってきっと一生忘れられない思い出になったことと思います。
これからラウレアがどんなふうに成長していくのか、みんなで楽しみにしています。

最後は広い畑で牧草の種まき。
ひと握りずつ種を持ち、風向きを見ながら、畑全体にまんべんなく広がるようにまいていきました。
どうしたらきれいに広がるかを考えながら取り組む姿が印象的でした。

楽しみな気持ちで向かう朝。
でも、いつもと違う場所へ行く前には、お腹が痛くなる子もいます。
それだけ心も体もたくさん感じているということ。

そして帰り道は、ぐったり。
楽しかった分だけ、見て、聞いて、動いて、感じて、全力で過ごした証です。

それでも少し休むと、
「やっぱり楽しかった!」
「また行きたい。来週も行ける?」

そんな言葉がこぼれました。

うれしい気持ちと緊張する気持ち。
楽しい気持ちと疲れる気持ち。
そのどちらも大切な、本物の体験だったのだと思います。

クローバーファームさん、今回もあたたかく迎えていただき、本当にありがとうございました。
地域の中で、子どもたちの心が動く学びを、これからも大切にしていきたいと思います。