clover farmでのお仕事
いつもお世話になっている「clover farm」さんへ、今回も子どもたちと出かけてきました。
clover farmさんでは、子どもたちにもできる仕事を考え、実際の酪農のお仕事の一部を任せてくださっています。
今回のお仕事は、牛たちが放牧されている間に、牛舎で餌を寄せたり、餌を撒いたりして、牛たちを迎える準備をすること。
子どもたちが来る時間に合わせて、いつもより少し遅くなった牛たちのごはんの時間。
放牧場には、たくさんの牛たち!
「まだかな?」「ごはんはまだ?」と言っているかのように、こちらをじーっと見つめています。
牛たちを待たせないように、お仕事開始です!
『牛たちのごはんを準備しよう!』
牛舎には、長く続く餌場と、山のように積まれた餌。
子どもたちは手袋をはめ、餌を手に取って、牛たちが食べやすいように撒いていきます。
両手いっぱいに餌を持ち、ぐっと腕を伸ばして、それぞれが自分なりに工夫しながら、黙々と手を動かします。
広い牛舎でのお仕事は、思っていた以上に体を使います。
それでも、目の前の仕事に集中して取り組む子どもたち。
その姿は、見学に来たお客さんではなく、酪農のお仕事をする小さな働き手たちです。
自分たちが準備しているのは、牛たちが毎日食べる大切なごはん。
牛たちが戻ってくるまでに、しっかり準備をしておかなくては!
一生懸命に手を動かす子どもたちの姿が、とても頼もしく感じられました。
『大きくなったね!嬉しい再会』
clover farmさんに来る楽しみは、お仕事だけではありません。
何度も訪れているからこその、嬉しい再会があります。
初めて訪れたときに、乳搾り体験をさせてもらった牛の「ホンジュラス」。
今回は、ホンジュラスの赤ちゃんにも会うことができました。
間近で見る子牛の、くりくりした目や、つやつやの鼻。
じっと顔をのぞき込んだり、子牛の表情を眺めたり。
愛らしい姿に、自然と笑顔がこぼれます。
そして、春にひとつの子どもたちが名前をつけた「ラウレア」にも再会!
久しぶりに会うラウレアは、以前よりもずいぶん大きくなっていました。
「あんなに小さかったのに!」
そんな言葉が聞こえてきそうなほどの成長ぶり。
名前をつけた牛がいて、その成長を楽しみに、また会いに来られる。
何度も訪れているからこそ生まれる、特別なつながりです。
『アサガオはどうなったかな?』
もうひとつ気になっていたのが、7月にみんなで植えたアサガオです。
「あのアサガオ、どうなったかな?」
様子を見に行くと、つるはぐんぐん伸びて、ネットいっぱいに広がっていました。
ところが、よく見ると……。
「あれ?葉っぱがない!」
なんと、たくさんの幼虫に葉っぱをほとんど食べられていました!
「どこにいる?」
つるや残った葉っぱに顔を近づけ、幼虫探しが始まります。
一匹見つけると、また一匹。
「あっ!ここにも!」
自分たちが植えたアサガオが育ち、今度は虫たちのごはんになっている。
予想していなかった光景も、子どもたちにとっては新しい発見です。
自然のなかには、思いがけない驚きや学びがいっぱいですね。
『酪農で働く車にも興味津々!』
ここには、普段あまり見かけない大きな車や機械もあります。
牛たちの餌を運んだり、酪農の仕事を支えたりする、さまざまな働く車。
どんな仕事をする車なのか、どんなときに使うのか。
酪農のお仕事は、牛のお世話だけではないことも知る機会になりました。
実際に見て、知って、また新しい興味が生まれていきます。
『子どもたちにもできる、本物のお仕事』
clover farmさんとの関わりは、一度きりの見学や体験ではありません。
訪れるたびに、子どもたちにもできる仕事を考え、実際の酪農の仕事に関わらせてくださっています。
大人が用意した「体験のための作業」ではなく、牛たちの暮らしを支える、日々の仕事のひとつ。
その仕事を、子どもたちにも任せてくださること。
そこには、大きな意味があると感じています。
初めてのことに少し戸惑ったり、自分なりにやり方を考えたり、夢中になって手を動かしたり。
子どもたちは、実際にやってみるなかで、さまざまなことを感じ、学んでいます。
自分の手を動かすことが、誰かの役に立つ。
自分にもできることがある。
そんな実感が、子どもたちの自信につながっていくのだと思います。
そして、何度も同じ場所を訪れるからこそ、牛たちの成長に気づいたり、以前植えた植物の変化を楽しんだり、働く人たちとの関係が少しずつ深まっていったりします。
「また来たよ」が言える場所が、地域のなかにあること。
「自分にもできる仕事がある」と感じられること。
そんな一つひとつの経験が、子どもたちの世界を広げてくれています。
いつも子どもたちを温かく迎え、仕事の機会をつくってくださるclover farmの皆さん、本当にありがとうございます。
これからも、子どもたちと一緒に、牛たちの成長や季節の移り変わりを楽しみながら、地域のなかで本物の学びを重ねていきたいと思います。





















