苗を植えてから少しずつ変化してきたビオトープ。
植物だけでなく、虫や小さな生き物たちとの出会いも増えてきました。
前回植えたイチゴやミント。
少し窮屈そうになってきたので、今回は広い場所へお引っ越しをしました。
根っこを傷つけないように、そっと持ち上げると、
土の中には元気な白い根がたくさん。
「こんなに伸びとる!」
「生きてるんだね」
見えない土の中でも、少しずつ育っていたことを感じました。
でも、引っ越した後に枯れてしまったミントもありました。
枯れたところを切りながら、
「根っこは生きてるかな?」
と様子を見る子どもたち。
うまくいくことばかりではないけれど、
「やっぱり枯れるとちょっと悲しいな…」という気持ちも、
自然の中で感じる大切な経験なのかもしれません。
最近のビオトープには、
ダンゴムシや小さな虫、とかげなど、いろいろな生き物がやってくるようになりました。
落ち葉の上の木の板をめくると、へびがいた日も。
「びっくりした!」
「なんのへび?」
生き物の役割や、危険な生き物について調べることの大切さも感じました。
みちよさんが以前、こんな言葉を話してくれました。
「枯れても、また来年出てくる。
そんな経験が、“失敗しても大丈夫”と思える力になることがある。
踏み出すタイミングは人それぞれで、自然はそれを教えてくれることが多い気がする」
毎日見ていると、少しずつ変化があります。
赤くなってきたイチゴ。
小さなレタスの芽。
花が終わったあとに残る種。
子どもたちは、
「見えない土の中でも何か起きているのかな」
と想像しながら、毎日ビオトープをのぞいています。
ビオトープは、植物を育てる場所というより、
“いのちが集まる場所”になってきているようです。
自然の中には、
思い通りにならないこともたくさんあります。
でも、その中で感じた驚きや悲しさ、発見や喜びも、
子どもたちの心の中に、ゆっくり積み重なっていくように感じています。